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バボルナから便りが届いた

1988年8月末、夢が現実になろうとしている。順調にいけば二頭のアラブ純血種が、ハンガリー国立牧場バボルナから送られてくるのである。 3月末、「約束の子馬を準備しているので、日本での通関手続きをお願いする」との手紙。子馬の写真と、それぞれの血統書のコピーが添えられていた。前年,バボルナに出向いて子馬の譲渡をお願いして雌雄4頭を譲渡して貰うことになっていたが当方の都合で4頭の内の雌雄2頭を選ばせてもらうことになった。しかし、動物検疫所はそんなに甘くはなかった。

成田の動物検疫所に問い合わせたところ  
検疫所 「ハンガリー国と、わが国とは馬の防疫取り決めが締結されていないので、現状では輸入許可はできない!」
私 「急いで締結して頂けないか」
検疫所 「半年や一年で出来るような事ではありません」
と、冷たい回答であった。

バボルナに対する回答の有効期日も迫ってくる。万策尽きて、諦めようかと何度も考えてはいたものの最後の策を思いついたのであった。

近くに強力な助っ人が在住されていたのである。
私、 「先生の力を貸してください。それでも不可能な場合はきっぱりと諦めます。」

先生、 「それは政治の話か、政治の話以外は力にはなれないぞ」 

私、 「外交の話しです。国が保存しているアラブ種の子馬をハンガリー当局が割譲を了承しているのに輸入を拒絶するのですか、これはまさに国際問題であり政治の出番ではないのですか。」
バボルナに対する回答の有効期日も迫ってくる。万策尽きて、諦めようかと何度も考えてはいたものの最後の策を思いついたのであった。
それから数日後、先生から連絡があり「急いで輸入手続きをするように」と、後日、お礼にと思い卵を一箱持参すると「こんなに貰っていいのか」
専門の商社であるN組でさえ出来なかった事が一気に解決したのであった。
* 先生、 今は亡き多賀谷真稔、当時、衆議院副議長

BABOLNA牧場から送られてきたIBN GALAL Ⅱ-2 後方は母親 23GHALION
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血統書のコピー
 
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IBN GALAL Ⅰー6




 

by babolna | 2006-07-15 06:44 |